みなさんこんにちは。東京で活動する会議通訳の山本みどりです。
今年も、日本通訳翻訳フォーラムが8月に開催されることになりました。本フォーラムは、通訳者、翻訳者、また通訳翻訳業界の関係者むけのイベントです。コロナ禍の今年は去年に続きオンライン開催。1か月かけて、合計30~40のセッションが開催されます。通訳技法、専門分野、マーケティング等、トピックは大変多岐にわたり、どれも通訳者・翻訳者なら気になるものばかりです。
私はこれまで聴衆として本フォーラムに参加してきたのですが、なんと今年は(バーチャルですが)壇上に立ち、サイバーセキュリティに関する講演をすることになりました!
このブログをお読みの方のなかには、「なんで通訳者がサイバーセキュリティの話を?通訳と関係あるのかな?」と不思議に思われた方もいるかもしれません。実は通訳業界においては、ITは、金融、製薬と並んで特に需要の多い分野なんです。そのITのなかでも、サイバーセキュリティは数年前から案件が増加傾向にあり、今後もそのトレンドが続くことが予想されています。また、サイバーセキュリティはITの分野に限った話ではありません。どんな業種であっても攻撃される可能性があります。そのため、あらゆる組織にとって、対策を講じなければいけないのです。
私はサイバーセキュリティを専門とする通訳者として、2020年5月に日本会議通訳者協会の会員向けのウェビナー講師を務めました。その後、計10回にわたる記事の連載も書かせていただきました。そのようなご縁で、今回講演する機会をいただいたのです。
講演では、過去のウェビナーや連載で押さえてきた基本事項を踏まえつつ、さらに最新の情報を盛り込んだものにしていくつもりです。
是非早めにチケットをお求めください。JACI会員の方は割引があります。