日本通訳翻訳フォーラムでの講演が終了しました

8月2日、日本通訳翻訳フォーラムでの講演『サイバーセキュリティの最新動向』が無事終了しました。

日本通訳翻訳フォーラムという大きなイベントだということで、実はお話をいただいてから何か月も緊張していました!

そして直前1週間くらい前から、緊張感のあまり「早く終わってほしい」という気持ちしか持てない状況に。

自分がこんなに繊細だったとは……。でも、そのために聴衆への理解が全然足りていませんでした。大いなる反省点です。せっかくの機会を120%活かしきれなかった気がします。

この痛い経験を通して、次にこういう機会があったときにはもっとうまくやりたい!

少し恥ずかしいですが、次への改善とステップアップのために、反省点や気づいたことをメモします。

聴衆の表情が見えないウェビナーに戸惑う

講演はZoomのウェビナーモードで行われました。確認できた限りでは、ほぼ100人程度の聴衆が常にいらっしゃいました。

実際にやってみて、聴衆の表情が見えないことを改めて痛感しました。対面であれば聞き手の反応を見ながら自分の話が伝わっているかどうかの確認ができ、しゃべる調子や内容を微調整していくことができます。それが一切できないことには大きく戸惑いました。

今考えてみたら、Zoomの投票機能を使って聴衆とその場でやり取りをして、一体感を高めることもできたのにと思います。実際、そうしているスピーカーの方もいらっしゃいました。

資料をギリギリまで手直ししたくなる人の気持ちが理解できた

講演の時、当日のギリギリまで資料を手直しする人がいます。講演を通訳する側からすると「また差し替え?!」と少々恨めしい気持ちになるものです。

しかし、自分がスピーカーの立場を経験したことで、最後の最後まで資料を手直ししたくなるスピーカーの気持ちがよくわかりました。

これまでは通訳者としての立場からしか見えていなかったですね。最後まで資料を修正するスピーカーに恨めしい気持ちを幾度となく抱いてきたことを反省。

資料の準備開始が想定よりも遅すぎた

講演内容の整理や、資料作成などの準備で、日ごろ使わない頭を使いました。
終了後は、いつもと違う疲れがドッと出た感じがしました。

それでいて、終わったことの解放感と高揚感もあり、また講演終了が夜8時半だったこともあり、その晩はよく眠れませんでした。

今回の最大の反省点は、資料作成が遅くなったことでした。講演の日程から逆算して、計画的にPPT資料を準備したつもりでしたが、結果としては、遅すぎました。

準備は資料ができてからが勝負

講演の準備は、内容を決めて資料を作るまでではないんですね。むしろ資料ができてからが勝負だと、後から思い知りました。

もっと早くにドラフト版を作って、それを喋って練習して、手直しをするサイクルを回し始めるべきでした。少なくとも1週間前には始めておくべきでした。

実際は、2日くらい前に資料が完成して喋る練習を始めました。その際、あと2日しか資料を練り直す時間がない、となって、あきらめに走ってしまったところがあります。自分はPPT作成初心者、講演初心者だという認識が不足していました。

より良い講演をするために

よく言われることですが、人に説明する、アウトプットすることは、しゃべる内容の10倍以上の知識やノウハウが必要になることを実感しました。

今回の講演を準備するなかで、自分のサイバーセキュリティの知識がまだまだ「点」でしかなかったことに気がつきました。講演を通じて、少しでも「線」になって、体系だった流れになったかな?と感じています。

講演することで、もしかしたら一番学んだのは自分かもしれない?と思います。

最後に、聴衆の皆様からたくさんの嬉しいお言葉を頂きました。

「頑張った(緊張しまくった?)甲斐があったなー」と思うと同時に、専門家としての最低限の責任は果たせたかな…と安心しました。

ただ、この優しいお言葉で満足しいてては成長につながらないと思っています。やっぱり、もっともっと納得してもらえる、満足してもらえるサービスを提供していきたいですよね。

今回の反省点を生かして、これからも通訳に、情報発信に励んでいきます!