みなさんこんにちは。東京で英日の会議通訳をしている山本みどりです。
日本会議通訳者協会の公式サブグループ「エンパワメント部」は、自身の通訳ビジネスにオーナーシップを持ち、事業の成長や業界の発展を考える通訳者が集うグループです。
先日もお伝えしたように、エンパワメント部でポッドキャスト配信を始めました。その名も「同時通訳者の雑談ラジオ」。
中堅キャリアの我々3人が、通訳に関すること、しないことを雑談する、ホンネのポッドキャスト番組です。
今回のテーマ 「現場通訳、リモート通訳」
第3回のテーマは、パンデミックで一気に業界に普及したリモート通訳、そして、アフターコロナで一気に戻ってきた現場通訳についてです。
エンパワメント部メンバー3人が、現場通訳とリモート通訳について、今の状況や今後の展開、それぞれの意見や好み(愚痴!?)などを、言いたい放題で雑談しています!
通訳者はもちろん、ビジネスで通訳者にお願いしようとしている方にも、現場vsリモートの現状が楽しめると思います。
現場通訳とリモート通訳、どちらがよいのか?
今回なぜこのテーマを選んだかというと、通訳者によってリモートが多いのか、現場が多いのかは実に様々。居住地が大きくかかわってくることですし、おかれた環境によってどちらかを意図的に選んでいることも多いと思います。
私自身としては、コロナで一気にリモートオンリーになり、現場通訳の需要が回復した今でも、自分のライフステージの関係もあり、リモート案件を積極的に請けています。
でも、東京で稼働している通訳者なら、現場案件をかなり戻している通訳者も多いだろうと思います。それくらい最近の問い合わせは現場案件が多くなっています。訪日外国人の増加がニュースになる昨今ですが、観光客だけでなく、ビジネスでも訪日する外国人が一気に戻っているのですね。
実際、2022年の秋などは、それまで来られなかった人たちが一気に来日し通訳の需要が爆発的に増えて「コロナの反動」とも言われていました。今はその時ほどではありませんが、通訳需要は引き続き高い水準で推移しているようです。
以前であれば繁忙期と閑散期がはっきり分かれていたのですが、今は閑散期が短くなり、基本的に繁忙期、そうでなければ超繁忙期、のような状況になっていると感じます。
エンパワメント部メンバーの現場vsリモートの状況については……ぜひ番組を聞いてみてください!
【編集後記】
音声の編集にはFilmoraというソフトウェアを使っています。コロナ化で比較的時間があったときに、宇高ようさんの講座を受けて簡単な自己紹介動画なら自分で撮って自分で編集できるようになりました。